藤原京跡には、季節ごとに美しい花が植えられ、

桜+菜の花・ハス・キバナコスモス・コスモスと、季節を通じて花が楽しめます。

2011年6月には、藤原宮跡からの大和三山の稜線の眺めが、『重要眺望景観』に指定されたそうです。

藤原京は日本で初めて建設された本格的都城。
この藤原京の時代に、国家の基本法とも言える大宝律令が制定され、国の礎が築かれました。
710年には藤原京から平城京に遷都されます。

大和三山(畝傍山・耳成山・香久山)に囲まれています。

藤原京跡は広大ですので、それぞれの花が咲くところも違ってきますので、駐車場もそれに合わせて利用してください。

藤原京跡の花地図

春・夏・秋と花が楽しめます。

それぞれ場所が違うので、駐車場もしっかりチェックしましょう。

藤原京跡の花カレンダー

3.4月 桜+菜の花(4月上旬~4月中旬)
2019年 3月27日 菜の花、桜ともに見ごろ
29日 桜満開
4月 2日 菜の花満開、桜満開+桜吹雪
4日 菜の花満開 桜散り始め
6日 菜の花はまだ見頃 桜ほとんど散る
12日 菜の花もほぼ終わり
7(8)月 ハス(7月下旬~8月中旬)
2018年7月26日 2018年のハスは花期が早かったため、見頃終了が近づいています。
キバナコスモス(7月下旬~8月中旬)
10(11)月 コスモスコスモス(10月上旬~10月下旬)

藤原京跡の菜の花と桜

2019年の4月5日の写真です。

夕方でしたが、駐車場も結構車が止まっていました。

私の個人的なおすすめは、橿原市藤原京資料館(JA)の駐車場です。平坦なのと、広い道への出入りがしやすいです。

※早く閉まるので注意してください。

臨時駐車場は、BだけでなくGもオープンしていました。案内もしてくれています。

二上山とのコラボも素敵です。

藤原京跡のハス

大極殿跡南東方向・朝堂院東の東のハスゾーンには約3,000平方メートルに唐招提寺蓮など11種類のハス。 見頃時期は早朝から多くの人で賑わう。

7月下旬~8月中旬といわれていますが、2018年は7月中20日前後が見ごろで、7月末には花は終わっていました。

蓮鑑賞のための早朝は、D駐車場を利用。

藤原京資料室駐車場および醍醐池南側駐車場は、開場時間8時30分~17時00分。

藤原京跡のコスモス

藤原京跡では夏のキバナコスモスと秋のコスモスが楽しめます。

藤原京資料室と藤原京跡資料室って

藤原京跡の近くには、藤原京資料室と藤原京跡資料室があります。
藤原京資料室は橿原市の運営
藤原宮跡資料室は奈良文化財研究所の運営です。

橿原市藤原京資料室

JAならけん橿原東部経済センター2階にあります。

約6m×7mもの大きさの藤原京の1,000分の1模型が見ごたえあります。
入室は無料

菜の花と桜が共に咲き誇る素晴らしい景色もみれます。

駐車場も無料で、普通車30台、バス2台駐車可なので、私はこちらで車とトイレを利用させてもらってます。
駐車場の利用は8時30分~17時00分

橿原市縄手町178-1
午前9時00分から午後5時00分まで(最終入室は午後4時30分までです)
毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は、その翌日)、年末年始(12月27日~1月4日)

JR桜井線 畝傍駅より南東へ 徒歩約21分
近鉄大阪線 大和八木駅より南東へ 徒歩約30分
近鉄橿原線 八木西口または畝傍御陵前駅より東へ 徒歩約25分
近鉄 八木駅から タクシー利用 約10分弱

奈良文化財研究所 藤原宮跡資料室

周辺の遺跡の発掘や出土遺物(土器、瓦、木簡など)の調査・研究を行う都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)の調査・研究成果の一端を公開・展示するための施設です。

藤原京がつくられる過程、完成した都の様子、住民の暮らしぶり、平城京に移った跡の姿などについて遺物や模型・パネルで説明されています。

橿原市木之本町94-1
午前9時~午後4時30分
休日 展示替え期間中、年末年始
料金 無料

近鉄大阪線 耳成駅より南へ 徒歩約20分
近鉄橿原線 畝傍御陵前駅より東へ 徒歩約25分
JR桜井線 香久山駅より南西へ 徒歩約25分
近鉄 八木駅から タクシー利用 約10分
近鉄大阪線「大和八木」駅からコミュニティバス約20分、「橿原市藤原京資料室前」下車

藤原京って

藤原京は、持統天皇が即位した4年後の西暦694年に造られた飛鳥時代の都で、南北に約4.8キロ、東西に約5.2キロの広さを誇っていました。飛鳥(あすか)時代、持統・文武・元明天皇の都(694~710)。
天皇とその一族が住んでいました。
平城京遷都まで16年間。
中国式の条坊制を採用した日本最初の都城とされる。大極殿(だいごくでん)・朝堂院・官衙(かんが)などの遺跡が発掘されています。

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を読むまでは、何もない原っぱって思っていましたが、今はロマンを感じます。