動物の赤ちゃんはパンダだけでなくどの子も可愛いですが、

鹿の赤ちゃんは
「こじ~かのバンビ~は可愛いいな。。。」と歌にもあるように

奈良公園の鹿の赤ちゃんも可愛すぎです!!

国の天然記念物である奈良公園の鹿は5月中旬~6月頃に出産シーズンを迎えます。

ということで、この時期、奈良公園は可愛い子鹿がいっぱいなんです。


ただ、妊娠中と出産後の母鹿はとても気が荒くなり、攻撃的になっています。

天然記念物といっても、もともとは野生の鹿です。

子鹿に近づくと攻撃してくる恐れもあるので、

妊娠中と出産後の母鹿とうまれた赤ちゃん鹿は鹿苑で保護されます。

うれしいことに、鹿苑では、6月1日~30日まで「子鹿公開」として可愛い赤ちゃん鹿が一般公開されるんです。

鹿苑の子鹿公開と行き方についてご紹介します。

奈良公園の鹿の赤ちゃんが可愛すぎ 鹿苑への行き方や駐車場は?

5月中旬から7月は、奈良公園の鹿のベビーブームです。
そのシーズンになると、奈良公園の、妊娠中の鹿は「鹿苑(ろくえん)」で保護され、出産し、7月中旬頃には、野生に帰ります。母子鹿たちは、産前産後の一時的に保護されます。

2018年も5月2日、今年初めてシカの赤ちゃんが誕生し、元気に駆け回る姿が報道されました。

鹿苑では、生まれた赤ちゃんを期間限定で一般公開してくれています。

奈良公園の子鹿公開 時間は短いのでご注意を

シカの赤ちゃんに会える鹿苑ってどんなところで、どうやっていくのか気になります。

鹿苑(ろくえん)は春日大社の境内にあるにあるシカの保護施設です。

春日大社の境内というより、奈良公園の中という方がわかりやすいと思います。

子鹿公開時期には案内が出るので近くまで行けばわかると思います。

鹿苑の子鹿公開会場エリアは、階段を昇って2階からの見学になります。

春の「小鹿公開」と秋の「鹿の角きり」の時期だけ2階への立ち入りが出来ます。

公開期間は6月1日(金)~6月30日(土)
公開時間は午前11時~午後2時と限られていますのでご注意ください
※入場午後1時30分までです。

奈良公園の子鹿公開の所要時間や見学のポイントは?

子鹿公開は、6月なので、晴れた日なら結構暑い時期です。

午前中は元気に走り回ってますが、昼からは暑くて、ブロックや組まれた木の下でお昼寝タイムということも多いです。

生後2~3週間は草むらや木の下などに隠れて過ごし、
会場内でも、設置されたブロックや組まれた木の下で子鹿がいることが多いので、しっかり見たい場合はオペラグラスや双眼鏡あるといいですね。

小鹿や母鹿の様子を見ていると飽きないので、時間関係なく見てしまいます。

所要時間は、2,30分でも十分ですが、
お昼寝から目覚めるのを待ってたり、タイミングが合えば、今まさに生まれる瞬間に立ち会えることもありますので、時間には余裕を見ておくといいですね。

料金:一般 300円、 高校生以下 無料

高校生以下は無料で見学できるので、お子様連れにもおススメ。

鹿の赤ちゃんって

ちなみに鹿の赤ちゃんは、オスもメスも約3,000g前後で産まれるそうです。
人間と同じくらいですね。猫のように一度に何匹も生まれるのではなく1匹の出産だそうです。

赤ちゃん鹿は、産まれて数十分から1時間ほどで立ち上がって初めて母乳を飲み、

生後20日ほど経つと、徐々に草を食べ始めます。

子鹿を産んだお母さんは母性本能がとても強く、子鹿に近づく人を攻撃することがあるそうです。
そのため、4月から収容し、7月頃までは親子は鹿苑で過ごすそうです。

2016年度は229頭生まれたそうです。ただ、全頭収容するわけではなく、人がたくさん来るエリアにいる鹿に限られているそうです。

毎年50頭ほどは、鹿苑外での出産になるそうです。

人間の臭いが付くと、お乳を与えなくなるから、もし奈良公園内で子鹿を見かけても、近づいたり触ったりしてはいけないそうです。

鹿苑って

奈良公園には、国の天然記念物に指定されている「奈良のシカ」が約1200頭生息しています。

そのうち雌鹿は約700頭。うち妊娠している雌鹿が約200頭。

「鹿苑」は、病気になったりケガをした鹿を保護する施設で、毎年4月になると、人と鹿とのトラブルを避けるため、妊娠している母鹿もここで生活します。

当たり前のように、奈良公園に鹿はいますが、鹿と人とが共生している地域は、世界的にも稀。
しかも、奈良の鹿はどこかに飼われているのではなく、国の天然記念物に指定される“野生動物”なんです。

奈良の鹿の一番の特徴は、野生であるにも関わらず、人との関わりが密接です。

その為、トラブルも多いのです。
「鹿苑」は、「奈良の鹿愛護会」が運営する「奈良のシカ」の保護施設です。

鹿の生態や歴史について学べるパネル等の展示のほか、鹿苑に保護されている鹿を季節を通して見学することができます。

鹿苑への行き方

所在地は奈良市春日野町160番地1

※公式サイトのマップを引用させていただくました
⇒奈良ホテルに泊まって、ゆったり奈良を満喫するのもオススメです

電車でのアクセス

近鉄奈良駅から徒歩20分
JR奈良駅から徒歩30分

バスでのアクセス

本数が少ないですが、奈良交通バスの春日大社本殿行き、は最も春日大社本殿に近いところまで行けます。

奈良交通バス・市内循環外回りなら10分に1本はあるので便利です。

JR奈良駅から近鉄奈良駅を通って、市内循環の最寄りバス停が「東大寺大仏殿・春日大社前」もしくは「春日大社表参道」になります。

春日大社表参道から下車徒歩徒歩12分。

土日祝には ぐるっとバスが、1時間に4本、奈良公園前(県庁前)を0・15・30・45分出発しています。ぐるっとバスは、100円で利用できる手軽なバスです。

車でのアクセス 駐車場

奈良公園周辺には無料駐車場はなく、観光する際には必ず駐車料金が必要です。

鹿苑には駐車場がありませんが、バス・乗用車合わせて100台駐車できる春日大社の駐車場を利用しましょう。

一日1000円(バイク 300円)で、7:30~利用できます。

春日大社駐車場の次に近くて広いのが、県営奈良高畑自動車駐車場です。

飛火野の南側にあり、一日1000円です。乗用車は166台駐車できますが、団体観光バス優先予約駐車場になっているので、日によっては団体観光バスの予約で乗用車の利用可能台数が減ることもあるようです。

または、高畑駐車場の近くの丸山駐車場、平日800円、土日祝1000円。

ただし、東大寺や興福寺も合わせて観光するなら少し遠いかもしれません。

東大寺や興福寺も合わせて観光し、ランチかお土産を購入するなら、東大寺のそばの

夢風ひろば駐車場がおすすめです。

30分毎 500円なのですが、合算して2,000円以上の利用で2時間無料になります。

3時間までの利用なら、500円で利用できます。

⇒奈良公園の駐車場についてはこちらをご覧下さい

⇒春日大社周辺のスポットをチェック

まとめ

春日大社の鹿苑では6月に赤ちゃん鹿が公開されています。

運がよければ、生まれてから立ち上がるまでのシーンを見れることもあります。

観覧席から子鹿をみますが、子鹿は隠れている場合も多いので、オペラグラス等を持っていくのもいいですね。

公開期間は6月1日(金)~6月30日(土)
公開時間は午前11時~午後2時になるので、お見逃しなく。

鹿苑への行き方は、基本、電車+徒歩がオススメですが、バスをうまく利用するのもいいです。
車の場合、早めに来て、春日大社の駐車場に停めてゆったり奈良を楽しんでほしいです。