吉野山と高野山は2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されています。

どちらも、観光地として古くから人気です。

桜・新緑・紅葉・雪化粧とどの季節も魅力的です。

特に桜の季節、紅葉の季節はおすすめです。

吉野山と高野山は実は深いかかわりがあり、

吉野山は弘法大師空海が若かりし頃、山岳修行に訪れた山で高野山は1200年前に弘法大師が吉野山から発見した修行の地なんです。

関西にお住まいの方なら、行こうと思えば、それぞれ日帰りで行けますが、関東など遠くの方は一度にまわりたい方もおられると思います。

それぞれ、見どころがいっぱいなので、観光には1日ずつは必要です。吉野山と高野山を1日で回るのは無理です。

ツアーもありますが、個人で周る場合の電車や車のアクセスについてご紹介します。

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吉野山と高野山を観光するなら車?電車?

吉野山と高野山は修行の地なので不便なところにあるのと、

吉野山と高野山は距離的には近いのですが、両者の間のアクセスが不便なんです。

それぞれの、東京方面からのアクセスと、吉野山と高野山のアクセスをご紹介します。

東京から吉野山へのアクセス

東京から新幹線なら、京都で降りて、近鉄で京都から橿原神宮、乗り換えて吉野へ

飛行機の場合伊丹空港なら、伊丹空港から空港バスで近鉄阿部野橋(JR天王寺)へ行き、そこから近鉄特急か急行で吉野山に向かいます。

関空からなら空港バスで近鉄大和八木へ行き、そこから橿原神宮前まで行き、近鉄特急か急行で吉野山に向かいます。

吉野線には青のシンフォニーも便は少ないですが走っています。
大人 720円(特急料金510円+特別車両料金210円)

⇒青のシンフォニーについてはこちらをチェック

東京から高野山へのアクセス

高野山へ行く場合は新幹線の場合は新大阪で降り、地下鉄御堂筋線で難波へ

南海電鉄に乗り換えて、なんば駅~極楽橋駅まで、極楽橋駅~高野山駅まではケーブルで向かうことになります。

特急こうやは、ケーブルに乗り換える極楽橋までは一本

移動時間は約2時間、料金は片道2,320円

急行でも移動時間は2時間18分、料金は片道1,540円

南海の特急は急行でも時間的に20分も変わりませんので、使わない行き方でもOKです。

他にも、橋本から極楽橋までの観光列車「天空」もあります。
天空は運賃(橋本駅〜高野山駅830円(420円))のほかに、座席指定券大人510円・小児260円が必要です。
高低差があるので、車窓からの風景が素敵です。

⇒天空についてはこちらをチェック

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吉野山と高野山とのアクセスは

吉野山と高野山とのアクセスは、電車の場合は、JR橋本からJRで吉野口へ、そこから近鉄で吉野まで。2時間半強で料金も2000円ほどかかります。

高野山⇒(高野山ケーブルケーブル)⇒ 極楽橋⇒(南海)⇒橋本⇒(JR)⇒吉野口⇒(近鉄)⇒吉野

橋本⇔吉野口が1時間に1本と本数が少ないのと、

吉野口⇔吉野も単線のため時間待ちなどで時間がかかります。

車が苦手でなければ、おすすめはレンタカーを借りて廻る方法です。

車だと橋本駅から1時間もかからず吉野山に行けます。

京奈和道(国道24号線)が橿原から和歌山までつながったので、無料で運転もしやすいです。

ただし、桜の時期は渋滞で時間が読めません。早朝か夕方じゃないと車はお勧めできません。

東京方面からの場合、新幹線なら京都で降りて、近鉄で大和八木まで行って、レンタカーを借りるのがおすすめです。

⇒楽天でレンタカーをチェック

そこから、吉野山まで1時間弱、高野山までも1時間半です。

大和八木で借りて、大和八木で車を返して京都から東京へといったプランが、料金的にもおすすめです。

飛行機なら、伊丹空港なら、新幹線と同じく大和八木、

関空なら関空でレンタカーを借りるのがおすすめです。
関空からなら、京奈和自動車道(無料区間)が利用できて、吉野山からも、高野山からも1時間半と便利です。

宿泊は高野山の宿坊、洞川温泉、橿原のホテル、吉野山の旅館、などがおすすめです。

⇒高野山の宿坊を楽天トラベルでチェック

まとめ

東京方面から新幹線の場合は
吉野山は京都で、高野山は新大阪で降ります。

吉野山と高野山間の移動は電車はありますが、レンタカーを借りればスムーズです。

レンタカーを借りる場合は、大和八木で借りるのがおすすめです。

飛行機の場合は関空利用で、こちらも関空でレンタカーがおすすめです。