奈良の銀杏の紅葉といえば、奈良公園のシカと銀杏のイメージ強いですが、

天理の銀杏並木も例年見事に黄金に輝いています。

ふかふかの銀杏のじゅうたんも見事です。掃除は大変かと思いますが^^;

イチョウは天理市の市木ということで、市内全体に多いのですが、

特に、天理市役所から天理大学へと続く街路樹の銀杏並木がなかなか圧巻です。

また、天理大学参考館からもう少し足をのばせば、日本最古の神宮、石上神宮の樹齢300年の大銀杏も見れます。

そこから、さらに足をのばして山の辺の道を歩くと、

日本の紅葉100選にも選ばれている長岳寺に。

山の辺の道をゆっくりあるいて、はるか昔に思いを寄せるのも素敵です。

天理の銀杏並木の見頃やアクセス、周辺施設などをご紹介します。

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奈良の銀杏並木なら天理 おすすめポイントと見ごろは

京都・大阪から、いずれも車や電車で約1時間。名古屋方面からも車や電車で約2時間ほどです。

天理の銀杏の紅葉は

天理教の建物+銀杏並木で、なかなかよそでは味わえない紅葉が味わえます。

天理の銀杏並木の見頃とおすすめポイント

黄一色の並木の下、敷き詰められた落ち葉の絨毯を踏みながら散策。

ただ、最近は臭わない雄の木だけを植えているところもあるようですが、天理の銀杏並木は両方が植えられているので、独特の匂いを放っています。

銀杏並木の突き当たりには天理協会本部・天理大学付属参考館があります。

天理の銀杏並木の見頃

銀杏も紅葉もほぼ同時期で
11月中旬~12月上旬が見頃で
例年、中旬から下旬がピークです。金色の絨毯も楽しみたいなら11月下旬がおすすめです。

銀杏の紅葉は、紅葉が進んでいなくて緑のところもあっても、緑と黄色、そして他の木々の紅葉と合わせてコンビネーションが楽しめるので、長く楽しめます。

2017年は11月上旬~11月末頃が見ごろでした。

天理 銀杏並木のおすすめスポット

天理市内にはあちこち街路樹にイチョウが植えられていますが

メインとなるのが天理市役所~天理大学附属天理参考館の北側を東西に走る「親里大路」は、イチョウの名所です。

天理の銀杏並木の撮影スポット

天理教会本部から道路を歩道橋が2本またいでおり

この歩道橋から西側に約600m続いています。

この歩道橋の上から綺麗なイチョウ並木を撮影する事が出来る絶好の撮影スポットです。

歩道橋この地図で分かるように、歩道橋は2本架かっていますが、

東側のイチョウは​少しだけなので西側がおすすめです。​

道路からは撮れないアングルなので

多くのカメラマンが入れ替わりながら撮影しています。

黄金色の絨毯になっていますので、銀杏並木を歩くのも気持ちいいです。

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天理 銀杏並木へのアクセス

天理の銀杏並木への最寄り駅はJR・近鉄天理です。

徒歩の場合

天理の銀杏並木は、

天理駅から天理市役所の北の親里大路まで徒歩10分ほど

そこから徒歩10分ほどで天理参考館です。天理教教会本部もその近くです。

天理参考館から12,3分ほどで石上神宮です。

長岳寺まではそこから1時間10分ほどかかります。
長岳寺から、JR柳本まで徒歩10分ほど
バスで天理方面か桜井方面に行くこともできます。

天理の銀杏並木の駐車場は?

銀杏並木も近くには天理教教会本部があります。

一般の方も参拝できますので、神殿周辺の各所にある24時間無料で利用でる参拝者専用駐車場を利用できます。

天理大学参考館駐車場にも60台分の駐車場もあります。

ただし、祭典や行事などにより、駐車場が利用できない場合があります。
⇒参拝者専用駐車場詳しくはこちら

参拝も参考館も行かないという方は
天理駅前駐車場が90分無料です。
駅前駐車場からは徒歩約10分です。

天理 銀杏並木周辺のおすすめスポットとランチ

天理駅でココフンを楽しみ、銀杏並木・天理教本部や天理大学参考館、

石上神宮まで歩き、樹齢約300年の大イチョウ、

さらに山の辺の道の、奈良らしいのどかで落ち着いた秋の風景を楽しみ、長岳寺へ

という、コースもおすすめですが、

天理駅のココフン、銀杏並木、天理教教会本部や天理大学参考館だけでも、十分です。

天理教教会本部も天理大学参考館もあまり知られていませんが、一般人も参拝・見学できます。

天理教教会本部

天理は町一帯が天理教の施設がいっぱいで、独特な外観の建物などが多いです。

天理教教会本部はとても大きくてびっくりします。大きな黒い門、広い前庭がとてもきれいです。

私は残念ながらまだ、入っていませんが、畳敷きの大きなスペースだそうです。

四方から昇殿できるので、どちらから上ったか覚えておかないと靴を脱いだ場所が分からなくなるのだとか。

天理参考館

参考館は、天理教の海外布教のために諸外国の生活習慣や歴史などの知識を深める一つの方法として設立されたそうです。世界各地の民俗資料、考古美術資料を数多く収集し、広く一般に公開しています。

大阪のみんぱくに似ています。みんぱくよりも説明が丁寧に展示されているのだそうです。

また、館内は写真撮影OK(フラッシュ・三脚の使用はNG)
1~2時間じっくり過ごしてください。

開館:9:30~16:30 入館は16:00まで
休館:火 但し、祝日の時は翌日(毎月25~27日、4月17~19日、7月26~8月4日の期間中の火曜日は休まない)・創立記念日(4月28日)
休館:8月13日~8月17日 夏期期間
休館:12月27日~1月4日 年末年始

大人:400円 団体割引(20名以上) 300円
中学生:200円
小学生:200円

〒632-8540  奈良県天理市守目堂町250
天理駅から徒歩で30分

コフフン

近鉄・JR天理駅の駅前広場に憩いのスペースができました。
古墳をイメージした野外ステージや大型遊具、カフェ、観光案内などの機能を備え、イベントの開催や観光、ものづくり、農業情報の発信、近隣住民の憩いの場として活用されています。

天理市内にある約1600基もの古墳をイメージしてデザインされたそうです。

他にも、日本最古設立の神宮とされる石上神宮

山の辺の道を歩いての、長岳寺では、毎年、10月23日から11月30日まで本堂にてこの図が掛けられ、住職の現代風絵解き「閻魔の嘆き」「六道思想を現代に問う」が行われます。

長岳寺の近くのトレイルセンターにも
2017年4月にオープンした洋食勝井(洋食katsui) さんもおすすめです。

もちろん、天理といえばラーメンも外せません。
銀杏並木から北に20分ほど歩くと麺場力皇や彩華ラーメン屋台店などもあります。