天空の国とも呼ばれる野迫川（のせがわ）村は自然の風景が美しく、雲海のスポットとして隠れた人気スポットなんです。
奈良県吉野郡野迫川村なんですが、奈良県民でさえ、位置関係が分からない人が多いと思います。
野迫川村は
高野山と十津川村の間
と、表現されるように、奈良の最西端です。
平均標高は約700mあります。冬場には樹氷も観れるそうです。
野迫川村と高野山は比較的近い（車で30～40分）ので、セットで訪れる人もあるようです。
自然な山の紅葉に雲海は心を現れます。
野迫川村には、「荒神社」という日本三大荒神の１つとして大勢の参拝者が集まってきます。霊気に触れたいときは、この場所はぜひともおすすめです。
そんな野迫川村へのアクセスとおすすめをご紹介します。
野迫川村の紅葉と雲海へのアクセスは
野迫川村の紅葉は絶景です。運が良ければ、雲海も観ることができます。
雲海が多く見れる季節は春と秋ですが、野迫川村の雲海は夏でも見られることがあるそうです。
また、野迫川村は平清盛の孫である平維盛が熊野･吉野の山中をさまよい歩き、最期を遂げたと伝えられる場所でもあり、7月下旬の土曜日には平維盛の大祭が開催され、平維盛歴史の里として、資料館や花鳥風月の庭などもあります。
野迫川村の紅葉の見ごろ
野迫川村は高所に行くと、周囲の山々を大パノラマで眺めることができ、この風景は感動的です。
紅葉の見ごろは、10月中旬～11月初旬です。
野迫川村に紅葉を見に行くならぜひ訪ねてほしいのが立里荒神社です。
荒神岳の山頂に位置するという
場所柄、雄大な景色も楽しめ、神秘な雰囲気と自然の美しさに感動することができます。
立里荒神社
野迫川村にある荒神岳の頂上に位置している立里荒神社は、日本三大荒神の１つとして大勢の参拝者が集まってくるスポットです。
弘法大師が勧請したとされる神社があります。
多くの鳥居が（170あるそうです）並んでいて、どこまで続くんだろうという石段がくねくねと続いています。
高野山と吉野を結ぶルート上にありますから、古くから修験僧が行き来しているのでしょう。
荒神社 立里荒神社（たてりこうじんしゃ）
所在地 ： 奈良県吉野郡野迫川村池津川荒神岳３４７
電話番号 ： ０７４７－３７－２００１
立里荒神社には参籠所が設けられているので、宿泊者は境内から雲海を望むことも可能なのです。お1人さま1泊2食付きで7000円。興味のある方は社務所までお問い合わせください。
雲海から昇る日の出は絶景です。
野迫川村って
旧大塔村で、奈良県の自治体（市町村）の中では最も人口が少なく、近畿地方の自治体の中でも和歌山県東牟婁郡北山村に次いで人口が少ないそうです。奈良県の村でありながら西に隣接する和歌山県橋本市、伊都郡九度山町・高野町は高野龍神スカイライン（国道371号）経由や大阪府河内長野市との繋がりが比較的強い。
日本三荒神
日本三大荒神は
１つ目が阪急宝塚線沿線の宝塚市にある清荒神、
２つ目が、近鉄大阪線沿線、奈良県の桜井市にある、おそばでも人気な笠山荒神、
３つ目は、奈良県の野迫川村にある立里荒神です。
野迫川村の雲海
野迫川村の雲海が見える時期は
雲海は雨の翌日の気温が低い晴れた朝に、前日と10度以上の気温差があり風が弱い場合に出現すると言われています。
雲海が出る時期は、9月下旬〜4月上旬の早朝。時間は明け方から午前８時頃まで。
11月下旬〜12月上旬がもっとも濃い雲海が出やすい時期。
雲海といえば竹田城址や星野リゾートトマムの雲海テラスなどが有名ですが、野迫川村の雲海も、雲海ハンター（マニア）の中では有名何だそうです。
野迫川村の紅葉と雲海へのアクセス
車でのアクセス
交通アクセスは南海電鉄高野山駅から車で40分です。
自家用車では、高野山から高野龍神スカイライン（国道３７１号線）経由で、スカイライン分岐より約6km。
熊野本宮大社から車で95分
最寄りの関西国際空港まで47kmです。
奈良方面から行く場合は、京奈和自動車道(無料区間) を利用して、五条から168号線を南下して道の駅 吉野路大塔を目指すと後、20分ほどです。
が、所々道が細くなります。
大雨の影響で工事している箇所もありますので、
運転にはくれぐれもご注意を。
夜には鹿や猿が出ますので、走行注意です。
大和八木から、車で1時間40分程度です。
⇒奈良から奈良、大和八木でレンタカーを借りるのがおすすめです。
電車・バスでのアクセス
なんば、新今宮、天下茶屋などより南海高野線で高野山駅下車の後、
南海りんかんバスで約40分の立里荒神前停留所下車。
高野山駅⇔立里荒神前間を完全予約制の急行バスが運行している
交通案内 ： 南海電車 高野線 高野山駅（ケーブルカー）下車
南海りんかんバス急行立里行き（完全予約制）乗車
⇒急行バスの時刻表はこちら
立里荒神前 下車 すぐ
急行バスは予約制となっております
詳しくは高野山営業所へお問い合わせください。
⇒http://www.rinkan.co.jp/koyasan/
