葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)は、「一言さん(いちごんさん)」として親しまれ、どの様な願い事でも一言の願いならばかなえてくれると信じられています。

奈良県御所市、葛城古道沿い、葛城山の東南麓にあります。

全国各地の一言主神社を奉斎する神社の総本社です。

古事記や日本書紀には、雄略天皇が葛城山で狩りをしている時、一言主大神は天皇と同じ姿で現れ、天皇が「お前ま何者だ」と

問いかけたところ、「私は善事も悪事も一言で言い放つ神である」と答え、天皇はひれ伏したと記されています。

日経新聞に連載されている、池澤夏樹さんのワカタケルでもこのエピソードがありました。

葛城の一言主神社のご利益

葛城の一言主神社の正式名称は葛城坐一言主神社。

背後の葛城山に鎮まる神様「一言主大神」(ひとことぬしのおおかみ)をお祭りしています。

「一言で済む願いであれば叶う」といわれています。

葛城の一言主神社のお参りの注意点

一言主の名前から、一つの願い事を叶えて下さると言い伝えがある一言主神社。

注意点は一つ

よくよく考えて、一言で願いをまとめ、お参りしてください。

といわれても、「一言で願いを」って言われたら、なかなか悩みますよね。

優柔不断で、欲張りな私は特にです。

頭の中にあれもこれも、ん~どれにしよって迷ったり、色々考えたりしちゃいます。

迷った場合は、いろいろミックスして、文章にしていいの?一応、一言やし。。。

と思ったりしますが、ここは、心に一つ絶対に叶ってほしいことを、お願する方がいいと思います。

一生に一度しかお願いできないわけではありません。

お願い事は一言だけしか受け付けてくれませんが、繰り返してお参りするのはもちろんOKなので、願い事が多い人は、何度も通えばいいということです。

できれば、何をお願いするか真剣に考えるので、今の自分にとって本当に必要なものとは何か、自分自身を見つめ直すキッカケにもなります。

より具体的に強く思うことをお願いするのがいいですね。

彼氏が欲しい⇒彼氏ができたら、次は結婚したい⇒次は、子供が欲しい⇒子供の健やかな成長

なんて、正統派ですよね^^
私は、楽しい老後がお願いなので、より具体的に、お願いしておきたいと思います。

あと、注意しておくことは、

願い事をするときは、住所と名前もきっちりと心の中で最初に伝え、願いごとを心で言うようにしましょう。

心の中を整理して参拝しましょう。

葛城一言主神社は願いが叶うの?

ここで注意しておきたいのは、葛城一言主神社でのお願いは

願いが叶うのであって、かなえてもらうのではないという点です。

「自分の念で叶える」ということなのですね!!

本殿への参拝 注意点

葛城一言主神社でお願いをする前に、禊(みそぎ)もお忘れなく。

本殿へのアクセスは2ルートありますが、いずれのルートにも「祓戸社」(はらえどしゃ)というお祓い用の小さなほこらがあります。

どちらかを参拝したうえで、手水舎で手と口をすすぐのがおすすめです。

また、本殿に続く階段の手前左手に、霊水(亀石)が湧いていて、熱心な崇敬者の方はこちらで禊(みそぎ)を行うようです。

葛城一言主神社 神様は?

一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)を祭る神社は、全国に約100社ありますが、奈良の一言主神社はその頂点に立つ「総本社」に当たります。

関東の方は、茨城県常総市の一言主神社が身近かもしれません。
正月3が日には例年15万人の参拝客が訪れるそうです。

春日大社の水谷九社めぐりの一つでもあります。

葛城一言主神社にお祭りされている一言主大神は、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)が葛城山で狩りをしていたときに出会った神様です。

いまから1500年以上前のこと、ワカタケル(雄略天皇)一行が山道を歩いていると、突然、天皇ご自身とまったく同じいでたちの男性が現れます。

気性の激しい雄略天皇と従者らは、弓矢で威嚇しながら「お前は何者だ。名乗らないと矢を放つ」と詰め寄りました。

「吾は、悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言離の神、葛城の一言主の大神なり」と、
わかりやすく言うと
「良いことも悪いことも、たった一言で片づける力を持つ存在、葛城の一言主の大神なり」と正体を明かします。
⇒神様の御用人でも、1巻に登場した神様です。

葛城一言主神社 見どころと所要時間

ひとつだけ願いが叶う神社として知られる葛城一言主神社ですが、

知名度がそんなに高くない分、極端な混雑はなく、落ち着いた空気のなかで静かに参拝できるのも魅力です。

お金の貯まる石や樹齢1200年を超える銀杏(イチョウ)の子宝祈願の御神木「乳銀杏」や、霊水がしたたる「亀石」などもあります。

宝来石

宝来石は、「お金が貯まる」という信仰が寄せられている霊石です。

本殿に向かって右奥、摂社が並んでいるところにあります。

乳銀杏(宿り木)

本殿前にあるご神木「乳銀杏」は、推定樹齢1200年の大木です。

この木に祈願すると、子宝に恵まれ、お乳の出が良くなると伝わります。

亀石

災いをもたらす黒蛇を「役行者」(えんのぎょうじゃ=修験道の開祖)が打ち破り、その上に置いたと伝わる霊石。「さち石」、「清め石」とも呼ばれます。

この石から流れ落ちる水は、いわゆる霊水で、ここで身を清める人もいまだに少なくないのだとか。

お百度参り

「一願成就の社」でのお百度参りとなると、気合とともに期待も大きく膨らみます。

一言主神社の場合、「本殿」を頂点に、乳銀杏前と社務所前の百度石を三角形を描くようにして回ります。

社務所で初穂料200円を納めれば、周回数をカウントするための「こより」を頂けます。
百回でなくとも、ご自分で決めた、宣言した回数でも大丈夫です。
大切なのは神様に願いが届くよう一心にお参りすることです。

蜘蛛塚

神武天皇の土蜘蛛征伐伝承に基づく蜘蛛塚もあります。

松尾芭蕉の句碑

「猶(なほ)みたし花に明行(あけゆく)神の顔」

葛城の一言主神社の一陽来復

葛城の一言主神社は冬至から節分までの間にしか手に入らない「一陽来復(いちようらいふく)お守り」でも有名です。
年ごとに変わる恵方(縁起の良い方角)に向かってお祭りすると、災いが転じて福が舞い込むとされます。
一陽来復とは、冬至の暗い冬が終わって、明るい春が来るという意味です。

東京なら早稲田の高田八幡(穴八幡)が有名で、朝早くからすごい列ができるそうです。

⇒葛城一言主神社 一陽来復お守りについてはこちらをご覧ください

葛城の一言主神社へのアクセス

葛城の一言主神社へのアクセスは最寄駅のJR・近鉄 御所駅から 徒歩50分かかります。

葛城の一言主神社は葛城古道沿いにあります。
観光地ではなく、より静かに”大和の国” を感じながら歩きたい方には、この葛城古道はおすすめです。
神話の舞台となった神々の里をたずねる神秘的なルートで、
一言主神社や九品寺・鴨山口神社から長柄神社・橋本院・高天彦神社・高鴨神社・風の森神社等々、
由緒ある神社やお寺がたくさんあります。

ただ、歩くのは。。。という方は、無料駐車場もありますので、ご安心ください。

葛城の一言主神社の駐車場

駐車場 普通車50台(無料)
駐車場は道の真ん中に建つ鳥居横と境内への石段横を入った場所の2か所あります。

⇒葛城地区は、レンタカーがおすすめです
レンタカーは前後の予定にもよりますが、大和八木駅からもおすすめです。

葛城一言主神社の基本情報

御所市森脇432
拝観時間 自由
休日 なし
拝観料 無料

葛城の一言主神社の最寄り駅とバス

近鉄 御所駅から
 市コミニュティーバス(西コース内回り循環)「森脇」下車すぐ
 五條バスセンター行きバス「宮戸橋」下車 徒歩30分

JR御所駅から近鉄御所駅まで 徒歩3分
JR・近鉄 御所駅から 徒歩50分、タクシー約10分