吉野葛のくずきり賞味期限10分で有名な中井春風堂は駐車場もあります

吉野のくずきり賞味期限10分で有名な中井春風堂は吉野山の金峯山寺　蔵王堂のすぐ近くです。

中井春風堂さんはテレビや雑誌でもよく紹介されています。

５月の遠くへ行きたいでも、俳優・西村和彦さんが吉野の絶品スイーツとして「吉野葛」の葛きりを紹介されてました。

お店にはカフェスペースもあり、作りたての葛切り・葛餅を食べる事が出来ます。

桜の時期は、カウンター席の前にある大きな窓からは吉野山の桜の景色を一望することができるとても贅沢なスペースです。

木のぬくもりが感じられる店内は明るく開放的で、新緑も紅葉も素晴らしいです。

桜以外の季節には、中井春風堂さんには数台ですが、駐車場もあり、アクセスも便利です。

ただ、桜の時期は、中井春風堂さんの前の参道は歩行者天国になり、車は朝早くか夕方しか通れませんので、車は下千本駐車場か如意輪寺駐車場にとめていかなければなりません。

賞味期限10分というのは、葛切りや葛餅が一番美味しいのは「出来たて」。その「出来たて」の状態から美しく美味しい時間は10分が限界、ということで賞味期限10分のくずきりなんだそう。

吉野くずきり賞味期限10分で有名な中井春風堂って？

吉野へ桜を見に行った際に是非ともいただきたいのが名物の「吉野葛」を使用した葛切りや葛餅です。

特に人気なのが、葛屋中井春風堂(くずやなかいしゅんぷうどう)さん。

賞味期限10分という貴重な葛餅やくずきりを頂けるんです。

吉野山の金峯山寺の参道にはたくさんのお土産物屋や飲食店が軒を連ねています。

吉野の名産としておすすめは、柿の葉寿司と吉野葛です。

葛粉や葛菓子を販売しているお店や葛餅や葛切りを食べれるお店もいろいろあります。

是非吉野山に来られた時には、試してください。

葛餅や葛切りを食べれるお店の中でも、注目されているのが中井春風堂さん。

こちらのお店のイートインで提供される葛餅や葛切りがとにかく凄いです。

中井春風堂さんで葛切りを食べるには

店内で葛餅、葛切りをいただく場合は店頭の受付で予約をしないといけません。

電話やネット予約は受け付けていないようです。

時間は30分単位で区切られ各回(葛餅3名・葛切り2名)の5名のみです。

桜の季節以外は、その場で少し待つか、周辺の観光をして食べられる時間で予約しておくといいですが、

桜のシーズンは、人数が少ない分、なかなか予約が取れないのでまずは現地に着いたら数時間後の予約を入れ観光をしてから戻ってくることをオススメします。

1人前を2人でシェアするのもOKでした。

予約時間にお店へ行くと席に案内されます。

席に着いてすぐにまた、店頭へと案内されると目の前で葛餅、葛切りを作るパフォーマンスが始まります。

このお話がなかなか楽しいです。

葛餅、葛切りは葛粉100%の本葛と水だけで作るシンプルなものなので、

5分もあれば簡単に出来上るのですが、葛に関する豆知識や面白トークを交え約20分〜30分程かけてじっくりと作っていきます。

目の前で作り上げるデモンストレーションが終了すると席に戻り、店頭のデモストレーションで、作られいた葛餅、葛切りが順番に運ばれてきます。

吉野本葛もち 1人前800円(税込)

吉野本くずきり 1人前800円(税込)

葛粉の成分はでんぷんなので水を受付ない性質があり温めて作るのですが冷やしたり、冷めたりするとでんぷんと水が分離する為、本葛粉と水だけで作る葛餅、葛切りの美味しくいただける賞味時間は約10分なんだそうです。

100%葛を使用した上質な本葛粉と水だけで仕上げた添加物が一切入っていない葛餅です。

ちなみに葛餅と葛切りの違いは水の量。葛餅は水分量が多くとろんと柔らかな食感。葛切りは水分量が葛餅に比べて少なく弾力があり喉越しを楽しむ事ができるのです。

葛餅には別添えできな粉と黒蜜が添えられているのでこちらを適度に付けながらいただきます。

中井春風堂で出している葛切りや葛餅に使われているのは最高級の「吉野本葛」。葛粉には「吉野葛」と「吉野本葛」の2種類があり、「吉野葛」というのは葛根の澱粉に甘藷澱粉（さつまいもの澱粉）を混ぜた物（割合としては葛根の澱粉が全体の50％以上）、「吉野本葛」は葛根の澱粉100％の物を言います。吉野葛と吉野本葛はどのような仕上がりにしたいか、どのような効果を求めるかで使い分けるのです。