「日本さくら名所100選」にも選定されている郡山城跡の桜。

お昼だけでなく、夜になると約600本のぼんぼりが灯され、夜桜も楽しめます。

筒井順慶、豊臣秀長、柳沢吉保ゆかりの郡山城跡では、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、八重桜など約1,000本の桜が楽しめます。
見頃は3月末~4月上旬ですが、2018年のように早い年は、3月28日が満開の見頃でした。

毎年桜の開花時期に合わせて「大和郡山お城まつり」が開かれます。

第59回大和郡山 お城まつりは
2019年3月24日(日)~4月7日(日)に開催されます。

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郡山城跡の桜の見ごろとお城まつり

郡山城跡の桜の見ごろは3月末~4月上旬です。

築城から400年余りの歴史があり、2017年4月には「続日本100名城」にも選ばれています。

城内には濠を囲むようにしてソメイヨシノなどが植えられており、「御殿桜」とも呼ばれています。

天守台展望台からながめる城跡一帯の桜も、城全体がピンク色に染まる風景をゆっくりと歩きながら散策するのも、お堀に映る桜も、
天守台ライトアップ、ぼんぼりの灯りによる夜桜どれも素敵です。

郡山城跡の桜へのアクセス

近鉄橿原線からは車中からでも美しい桜が見えます。
東隅櫓にかかっている大きなしだれ桜が印象的です。

最寄り駅の近鉄郡山駅から徒歩で10分
JR郡山駅から徒歩で20分程度です。

所在地 〒639-1011  奈良県大和郡山市城内町

お城だけでなく、城下町や花街として栄えた街を散策するのもおすすめです。

もちろん、金魚の町として、あちこちにある金魚との出会いも楽しいです。

郡山城跡のお城まつり

第59回大和郡山 お城まつりは
2019年3月24日(日)~4月7日(日)に開催されます。

期間中の毎日18時~21時
夜桜ぼんぼり点灯・天守台ライトアップされます!!

郡山城跡のお城まつりの始まり

⇒大和郡山市のHPによると
大和郡山城の城址の天守台をはじめ、そのまわりの石垣の中には、
多数の石仏、墓石が積込まれているのを知り、これらの石仏並びに城史有縁の諸霊を慰めることが、大和郡山市の発展につながると考え、昭和36年より天守台を取り巻く「数珠くり法要」を始めました。

桜の季節のお祭りかと思っていましたが、伝統と歴史のある町ならではのお祭りなんです。

郡山城跡のお城まつり 金魚品評会

郡山といえば金魚。金魚品評会は柳澤神社前で行われます。
明治40年(1907年)から、毎年4月上旬桜花満開の頃から行われており、高級金魚が一堂に会し、品評されます。即売会も実施されています。

郡山城跡のお城まつり 数珠くり法要

天守台周辺 全庁162メートル・1,080個の数珠が天守台を取り巻き、天守台の石垣に眠る無縁仏の法要を行います。

郡山城跡のお城まつり 時代行列・白狐渡御

昭和初期からの伝統を誇る『白狐渡御』
子どもたちが、白衣に狐の面をつけて、源九郎神社から白狐ばやしに合わせて市内を練り歩きます。
源義経や静御前、戦国武将も登場する『子ども時代行列』もあります。 (注)雨天中止

⇒源九郎神社や遊郭建築についてはこちらを

郡山城跡のお城まつり 市民パレード

お城まつりを盛り上げる市民パレード
市内の中学校・高等学校等のマーチングバンド、警察音楽隊、地元各企業・団体による踊りなど多彩なパレードです。

大和郡山は郡山城跡の散策だけでなく、市内の散策もおすすめです。


⇒大和郡山観光ボランティアガイドの方が作られた観光マップはおすすめです。

大和郡山城って

戦国武将の筒井順慶が1580(天正8)年に築城。

郡山城は筒井順慶の築城(1580年)に始まる大和でもっとも大規模な城郭です。

豊臣家、水野家、松平家、本多家、柳澤家の居城となりました。

豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の時代にほぼ完成しました。

豊臣秀長は大和、紀伊、和泉の三国の100万石を領有し、郡山城は大坂城を守る上で重要な城とされ、大規模な城郭造りが進みました。

明治に建物が解体されて石垣しか残っていなかったのを昭和55年に築城400年を記念して、追手門、追手向櫓(やぐら)、東隅櫓と多聞櫓が復元され、往時の威容をしのぶことができるようになりました。

一帯は「郡山城跡公園」として公園化されており、散策道も整備されています。

2017年には「続日本100名城」(財団法人日本城郭協会選定)のひとつに選ばれました。

『菜の花の中に城あり郡山』と芭蕉の弟子である森川許六が詠んだ大和郡山城。
今は菜の花は見られませんが、桜は見事です。