正暦寺の紅葉は
「錦の里」と呼ばれるくらいステキです。
奈良市とはいっても市街地からは南に少し離れた山の中にあります。
紅葉の時期は臨時バスの運行もあります。
清酒発祥の地で、福寿院 客殿は重要文化財に指定されています。
普段は観光のお客様は少ないですが、紅葉の時期にはびっくりな人がこられます。
令和元年の秋季特別公開は、11月3日(日)~12月1日(日)
駐車場(紅葉シーズンは500円)もありますが、途中の道が狭いので紅葉シーズンはバスを利用するのがおすすめです。
が、歩いても、JRまほろば線の帯解駅から1時間ほどで行けるんです。
正暦寺近辺は、昔から「清澄の里(きよすみのさと)」と呼ばれて、ゆっくりと里山の自然を楽しみながら歴史も感じられるエリアです。
清澄の里といえば人気の野菜レストラン、清澄の里 粟さんは帯解駅から歩いて40分ほど、正暦寺から30分ほどなので、予約しておくのもおすすめです。
正暦寺の紅葉への歩いてのアクセス
紅葉のグラデーションがすばらしい正暦寺 。
特に正暦寺 福寿院 客殿の縁側からの借景庭園の眺めに癒されましょう。
周辺の、石垣と真っ赤な南天のコントラスもお見逃しなく。
正暦寺の紅葉に合わせて、秘仏薬師如来の御開帳もあります。
令和元年の秋季特別公開は、11月3日(日)~12月1日(日)
正暦寺の福寿院
福寿院は、1681(延宝9年)に建替え・建立された建物で、上壇の間を持つ数寄屋風客殿建築であり、国の重要文化財に指定されています。
県指定重要文化財の孔雀明王像、京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵、護摩堂の不動明王像も拝観できます。
拝観時間 午前9時~午後5時(12月~2月は午後4時)
拝観料 大人 500円・小人 200円(小学生のみ)
紅葉が残っていても、12月は午後4時までですのでご注意ください。
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正暦寺の紅葉シーズン(11月中旬~12月初旬予定)は、JR奈良駅と近鉄奈良駅から正暦寺行き直通臨時バスが運行されます。
車でのアクセスも駐車場がありますが、途中道も狭いです。
JRまほろば線の帯解駅を下車すると、安産祈願で有名な帯解寺があり、169号線を横切り東に進むと、いけばな山村御流の門跡寺院の円照寺もあります。
「円照寺」は中宮寺、法華寺と共に大和三門跡寺院の一つで、通常は非公開になっており、山門に続く長い道を往くだけでも心が静まるという方もおられます。
少し回り道になりますが、時間に余裕があれば、奈良らしい参道の途中には万葉歌碑などもあります。
清澄の里 粟さん
たっぷりな野菜と、マスコットのヤギさんに会えるのも楽しみな清澄の里 粟さん
正暦寺の紅葉へ奈良公園から歩いてのアクセス
近鉄のてくてくマップには、
奈良公園を素通りして、新薬師寺から白毫寺、八坂神社から上り坂を行き正暦寺へ、円照寺までの14キロのコースがあります。円照寺からはバスもしくは、帯解寺を経て帯解駅から奈良や天理・桜井方面に行けます。
白毫(びゃくごう)寺・正暦(しょうりゃく)寺コース
正暦寺周辺のハイキングコース
南都銀行さんが運営する「ええ古都なら」では、円照寺から弘仁寺までの4時間ほどの清澄の里の歴史と癒しの道ウォークも紹介されています。
コースは円照寺バス停~崇道天皇陵~円照寺~大師堂~竜王池~正暦寺~泣き笑い地蔵~鼻かけ地蔵~柳茶屋・時計台~火の見櫓~弘仁寺~高樋町バス停までの全長約7km。
円照寺バス停までは
JR帯解寺から徒歩約20分、またはJR・近鉄奈良駅から山村町行きバスで約20分、円照寺下車、徒歩約5分
正暦寺の紅葉へ車のアクセス
収容台数 約80台 / 駐車料金 無料
※紅葉時期の11月初旬~12月初旬の間は、山内整備料として駐車料金500円
正暦寺は紅葉だけじゃないんです
正暦寺の正暦寺は錦の里として、紅葉のシーズンがダントツに人気ですが、春の桜・新緑の青紅葉・秋の彼岸花・冬の雪化粧と四季を通じて素敵なお寺です。ハイキングにもおすすめです。
また、本尊薬師如来倚像の御開帳は年3回、一般公開されます。
11月の秋の特別拝観の際は、本堂にて公開されます。
春季特別公開 (毎年4月18日~5月8日迄)と冬至祭(毎年12月22日)の公開では、正暦寺の収蔵庫にあたる「瑠璃殿」にて、正暦寺所蔵の仏像などと共に秘仏御開帳されます。
人形供養や日本酒についてはこちらをご覧ください。