東山魁夷の生誕110年展を観て、あまりにも素晴らしかったので、京都を舞台にした、京洛四季があるなら、

地元の奈良を舞台にした画集もあるのでは?

奈良を舞台にした絵画はどんなものがあるの?と気になって調べてみました。

やはり、大和春秋ありました。

生誕110周年の東山魁夷展で奈良といえば、

唐招提寺の襖絵がなんといっても素晴らしかったです。

襖絵がある、御影堂は平成27年から平成大修理事業に着手し、約5年は拝観できません。平成33年頃まで掛かる予定なので、当分見れませんが、奈良には、東山魁夷の風景が今もあります。

その、東山魁夷の描いた奈良少しずつまとめていきたいと思います。

東山魁夷の奈良 大和春秋の舞台は

東山の生誕110周年を記念する本展覧会は、東京では10年ぶりとなる大規模な回顧展です。

一番感動したのはやはり、「道」でした。
⇒東山魁夷の道って

今までを肯定して、これから頑張ろうという気持ちがわいてきた不思議な絵でした。

東山魁夷の生誕110年展では、唐招提寺の襖絵の他に、奈良を舞台にした作品は

石上神宮の秋思

と、三重県になりますが、

赤目渓谷の渓音が展示されていました。

奈良を舞台にした大和春秋はどんな作品があるのでしょうか?

東山魁夷の奈良 大和春秋って

大和春秋 : 東山魁夷自選習作集が日本経済新聞社からでているようです。

東山魁夷全作品集 [ 東山魁夷 ]

東山魁夷の大和春秋の図版20枚の舞台は

1973~1985

→→→→

朝の塔 興福寺の五重塔
吉野の春 吉野山の桜
春日野朝霧 春日野 奈良公園
古陵薄明 箸墓 桜井市
室生の塔 室生寺
霧の朝 ?
吉野暮雲 吉野山
萱生にて 萓生町 天理
飛火野 飛火野 奈良公園
夕べの塔 ?
布留の森 布留 天理市
唐招提寺月明 唐招提寺
宮瀧幻想 吉野 宮瀧
赤目晩秋 赤目48滝 三重県
石佛 ?
柿の木と白壁の家 ?
酒つくりの家 三輪山
雪の春日野 春日野
室生暮雪 室生寺

となっており、舞台が分からないものもありますが

奈良公園周辺・吉野・室生寺・天理~桜井市・三輪山・唐招提寺となるようです。

京都のようにマップ上で表現できたらわかりやすいですね。。。

⇒東山魁夷の京洛四季をチェック

東山魁夷の唐招提寺の御影堂の襖絵

唐招提寺御影堂には、鑑真和上坐像(国宝)が奉安されており、
昭和46年(1971年)から57年(1982年)にかけて東山魁夷画伯が描かれた、鑑真和上坐像厨子扉絵、ふすま絵、障壁画が収められています

構想から完成までに10年を要した東山芸術の記念碑的大作です。

第一期 昭和50年(1975年):山雲・濤声

第二期 昭和55年(1980年):揚州薫風・桂林月宵・黄山暁雲

昭和56年(1981年):瑞光

第一期の作品のために、鑑真和上が見ただろう日本の素晴らしい風景を改めて取材して回り

第二期の作品のために、鑑真和上がさみしくないように故郷の風景に包まれるように、中国に渡り、

人生初の水墨画にも挑戦しています。

1908年生まれなので、60代後半から70代前半の作品になるのですね。

東山魁夷の生誕110年展では、この奈良・唐招提寺御影堂の障壁画(襖絵と床の壁面全68面)を再現展示しているので、お見逃しなく。

東山魁夷 桜

奈良・唐招提寺御影堂の障壁画は当分見れませんが、奈良には、東山魁夷の風景が今もあります。

東山魁夷 桜

東山魁夷の生誕110年展の丸山公園の桜も素敵ですが、吉野の桜もやっぱり素敵です

 ⇒吉野の春の画像

唐招提寺の障壁画が完成して数年後に描かれた、朝雲(ちょううん)―吉野―も大和路への愛が感じられますね。

こんな風景も、東山魁夷の世界ですね。

⇒龍王ヶ渕の絶景はまるで東山魁夷の世界 行きかたなどはこちらをチェックしてみてください

東山魁夷の作品を巡る旅したくなります。

東山魁夷への旅

東山魁夷と薬師寺

東山魁夷の襖絵のある唐招提寺の近くには 薬師寺があり、薬師寺には平山郁夫画伯「大唐西域壁画」があります。
「大唐西域壁画」の公開期間は
1月1日~1月15日
3月1日~6月30日
8月13日~8月15日
9月16日~11月30日
となっています。

東山魁夷の唐招提寺の襖絵は御影堂の修理前は
鑑真の命日である6月6日を含む、5日~7日に特別開扉され、その3日間のみ東山魁夷の障壁画も公開されていました。

御影堂は平成27年から平成大修理事業に入っており、平成33年頃まで掛かる予定のようなので、

鑑真和上坐像と東山魁夷の襖絵を一緒に見られるのは、早くて平成33年の6月5日~7日になるかもしれません。
この時期は、薬師寺の「大唐西域壁画」も公開かれているので、
両方の画伯の絵を見ることができる貴重な機会になります。