キトラ古墳壁画が重要文化財に指定されました。

キトラ古墳は、藤原京の南に広がる古代の皇族・貴族などの墓域にある小さな円墳で、7世紀末~8世紀初頭頃に造られたと考えられています。

被葬者についてはいろんな説があります。

キトラ古墳は高松塚古墳に次ぐ壁画古墳で、1983年の調査で石室内に描かれた極彩色壁画が発見され、石室保存のための施設で、長らく隠れていましたが、今は元の姿に復元されています。

また、2016年の9月にはキトラ古墳壁画体験館 四神の館もオープンしています。壁画は期間限定の公開になりますが、キトラ古墳も地下の展示室も申し込み不要で、無料で自由に見学できます。

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キトラ古墳への行き方や駐車場 所要時間は?四神の館 って

キトラ古墳は奈良県高市郡明日香村 キトラ古墳周辺地区にあります。

キトラ古墳&四神の館を中心とするこの一帯は、美しい自然環境のなかで飛鳥に関わる農体験やクラフトなどのプログラムやイベントも開催されています。

 

キトラ古墳のキトラって

カタカナで表記されるキトラですが

  • 中を覗くと亀と虎の壁画が見えたため「亀虎古墳」と呼ばれたという説
  • 古墳の南側の地名「小字北浦」がなまって「キトラ」になったという説
  • またキトラ古墳が明日香村阿部山集落の北西方向にあるため四神のうち北をつかさどる亀(玄武)と西をつかさどる虎(白虎) から「亀虎」と呼ばれていたという説

など、いろいろな説があるそうです。

キトラ古墳の四神の館って

四神の館は古墳の北側に隣接し、
1階が実物の壁画の保管・展示室で見学者はガラス越しに壁画を見ることができます。

ただし、1階の実物の壁画の公開は、期間限定の公開になります。

閉室期間:年末年始、壁画非公開時は水曜(祝日の場合は翌平日)および臨時作業日

壁画は年4回、期間限定で公開予定で

今までの場合

1月中旬-2月中旬、5月中旬-6月中旬、7月中旬-8月中旬、9月中旬-10月中旬に公開されています。

公開日程については
⇒キトラ古墳壁画体験館 四神の館のHPを

四神の館の地下1階に石室の原寸大模型や壁画の映像を流すモニターなどがあり
キトラ古墳発見の経緯や極彩色の壁画の修復作業を紹介したパネル、映像などが見られるようになっていて、地下1階の資料館だけでも十分見応えがあります。

奈良県高市郡明日香村大字阿部山67
キトラ古墳壁画体験館 四神の館

キトラ古墳の被葬者は

気になるキトラ古墳の被葬者は誰なんでしょう??

キトラ古墳石室内からは被葬者の人骨と歯牙も発見され、分析により50~60歳代の男性1体分のものとわかっています。

また、金や銀を使った副葬品や豪華な装飾をほどこしたと推測できる木棺などから、かなり身分の高い人のお墓であったこともわかっています。

キトラ古墳の被葬者の候補としては

  • 渡来系氏族である東漢氏の一族
  • 天武天皇の皇子である高市皇子
  • 弓削皇子
  • 高官であった百済王昌成
  • 古墳周辺一帯が「阿部山」という地名であることから右大臣の阿部御主人など

私的には、高市皇子説に1票です^^

キトラ古墳と高松塚古墳の共通点は

キトラ古墳と高松塚古墳は極彩色壁画のある古墳で兄弟墳と言われています。

高松塚古墳壁画には3人の飛鳥美人が描かれていました。

キトラ古墳壁画には、東西南北に青龍、朱雀、白虎、玄武が描かれています。

キトラ古墳は高松塚古墳(直径18m高さ5m)の南1キロにあり、直径14m高さ3.3mの横口式石槨の古墳です。

キトラ古墳と高松塚古墳は歩いても20分強で行ける距離なので、時間がとれるようなら、高松塚古墳と一緒に一度訪れてみるのがおすすめです。
キトラ古墳は飛鳥駅から歩いて30分ほど、高松塚古墳は20分ほどです。

また、
天武・持統天皇檜隈大内陵も高松塚古墳から20分弱のところにあります。

キトラ古墳への行き方や駐車場

四神の館はキトラ古墳とほぼ隣接しています。

キトラ古墳の最寄り駅は
飛鳥駅から1駅吉野よりの近鉄壺阪山駅です。

近鉄壺阪山駅から1km強 徒歩15分です。

近鉄壺阪山駅の近くには高取城の城下町の古い町屋が残る石畳の道、土佐街道があります。
こちらでは、3月には町家の雛めぐり、秋には案山子のイベントがあり、にぎわっています。

また、城マニアに人気の、高取城跡までは片道で2時間程度かかります。結構なハイキングとなりますので、高取城跡まで行く場合は、しっかりとした準備をして行きましょう。
明治時代に解体されたため現在は石垣しか残っておりません。

キトラ古墳への電車でのアクセスは

東京・横浜方面から
京都駅から
近鉄京都駅 →特急・約55分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅・壺阪寺駅
名古屋駅から
近鉄名古屋駅 →特急・約110分→ 大和八木駅 →約5分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅・壺阪寺駅

※近鉄特急は乗車券の他に特急券がかかります。

飛鳥駅も壷阪山駅も特急は停車しますが、京都や名古屋・阿部野橋から一括で購入してる場合はいいですが、
橿原神宮で電車を待っていて特急に乗る場合も2駅ほどでも510円かかりますので、この場合は特急に乗らないように注意してください。

博多・広島方面から

新大阪駅から
新大阪駅:JRまたは大阪地下鉄 → 天王寺(近鉄電車に乗換え)
大阪阿部野橋駅(近鉄電車) →急行・45分→ 飛鳥駅・壺阪寺駅
特急でも止まりますが所要時間はあまり変わりません

関西空港から

奈良交通バス利用(大和八木で近鉄電車乗り換え)
関西空港 →リムジンバス・約70分 → 大和八木駅(近鉄電車に乗換え)
大和八木駅(近鉄電車)→約5分→ 橿原神宮前駅 →約5分→ 飛鳥駅・壺阪寺駅

飛鳥駅からのアクセス

徒歩でもいけますが、飛鳥の中を回っているかめバスのキトラ線もあります。

が、本数が少ないので歩いたほうが便利です。

石舞台などにもいかれる場合は赤かめ周遊バスを利用できますが、キトラの前には回ってこないので、飛鳥駅まで戻るか、高松塚古墳のバス停に歩いていくかになります。

また、駅前のレンタサイクルも爽やかな季節にはオススメです。

車でのアクセスは 駐車場はあるの

キトラ古墳周辺地区には無料の駐車場もあります
四神の館の道を挟んだ前に台数は20台+大型バス6台程度と、飛鳥駅よりに第2駐車場42台分があります

また近くの高松塚古墳地区の飛鳥歴史公園館の駐車場を利用することも出来ます。駐車料金は無料
大型車8台、普通車36台の20分

駐車場は9~17時オープンです

四神の館の入館料や所要時間は

四神の館は無料ではいれます

無料の地下1階の資料館で、しっかり予習しておくと、公開されている壁画を見ると感動しますが、地下を見ずに壁画だけ見ても??ってことになりかねませんので、地下を見る時間最低で30分ほどは予定しておいてください
キトラ古墳の発掘・調査・研究に関する資料がわかりやすく展示されていました
映像も3種類あり、わかりやすかったです
地下1階の展示室は写真撮影OKです

四神の館の近くにはキトラ古墳そのものがあるので、そちらにも行ってみてください。

キトラ古墳を入れて1時間程度は見ておきましょう
せっかくなのでキトラ古墳周辺地区の散策も入れれば近くの高松塚古墳も含めて2時間程度は見ておきましょう。

キトラ古墳壁画体験館 四神の館
住所:奈良県高市郡明日香村阿部山67
開館時間:9:30~17:00(12~2月は16:30閉館)
休館日:12月29日~1月3日(キトラ古墳壁画保存管理施設(1階)は、毎週水曜日閉室)
入館料:無料
0744-54-5105

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