唐招提寺のうちわまきは、5月19日に行われる、

世界遺産の唐招提寺(とうしょうだいじ)の、人気の行事です。

最近は整理券を朝からもらって、3時からのうちわまきに参加するようになっています。

整理券をもらってからの空き時間が少し長いですが、近くの薬師寺も合わせて西ノ京を散策することもできますし、唐招提寺は交通の便が良いところなので、奈良市内や平城京跡などへも足を伸ばせます。

ただし、この時期は真夏日になることが多いので、暑さ対策はお忘れなく。

唐招提寺のうちわまきの時間にご注意!!舞楽もお見逃しなく

唐招提寺は奈良時代の金堂建築として唯一現存する「金堂」をはじめ、数多くの国宝や重要文化財があります。

⇒唐招提寺の見どころと所要時間はこちらで

唐招提寺といえば、鑑真(がんじん)和上。
5度も渡航に失敗してもあきらめずに、753年(天平勝宝5年)、6回目にしてようやく来日を果たし、日本での戒律の制度を整えることに尽力されました。

唐招提寺のうちわまきは、その鑑真和上の再来といわれる、鎌倉時代に唐招提寺を中興した覚盛(かくじょう)上人の命日に当たる5月19日に毎年行われます。

また、法要の最中に、前庭で舞楽奉納がおこなわれていますので、是非こちらもお見逃しなく。

唐招提寺のうちわまきの由来

唐招提寺のうちわまきの由来は

修行中の覚盛上人の肌に蚊がとまったので弟子がたたいて殺そうとした。しかし、上人は弟子を制し、「自分の血を与えるのも菩薩行である。蚊をたたくのは不殺生戒に背く」と戒めた。このことにちなみ上人が亡くなったときに法華寺(奈良市)の尼僧が「うちわで蚊を払ってさしあげよう」とうちわを供え、これがうちわまきのもとになったとか。

小さな命も大切にする覚盛上人の慈愛からうちわまきが始まっているって、素敵ですね。

ちなみにうちわまきでまかれるうちわはハートの形をしていて、「宝扇」と呼ばれています。

赤い縁で彩られ、見た目とてもかわいいこのうちわは、

  • 魔よけ
  • 雷難・火難にも免れ
  • 無病息災
  • 安産のお守り
  • 田園に立てれば害虫なく五殻を実らせる

などのご利益があるそうです。

唐招提寺のうちわまきの時間は

うちわまきの日は、うちわまきの前に、上人の遺徳をしのぶ「中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)」の法要が講堂内で営まれています。

梵網経の講讃法要が終わった後、参拝者お待ちかねのうちわ(宝扇)が鼓楼(国宝)の2階からまかれます。

午後3時から400本限定で国宝の鼓楼からまかれます。

混乱を避けるため参拝者を数10人に分け鼓楼の西と東から数回にわたってまかれます。

唐招提寺のうちわまきの整理券って?

うちわまきの人気が幅広く知れ渡り、最近はうちわまき参加整理券が必要になりました。

整理券の配布は、例年は「朝9時」から配布が行われるようになっています。

開門はそれより早く行われますので、7時半ごろから並ばれる方もいらっしゃるということです。

2019年は日曜日に開催されるので、県外から来られる方も多いと思いますので、7:30には着いていた方がよいかもしれません。

ちなみに、2020年は火曜日です。

毎年、曜日に関係なく、5月19日に実施なので、土日に実施される場合と平日に実施される場合とで混雑度は違います。

整理券を手に入れれば、当日は唐招提寺の拝観料を2度払う必要はなく、再入場が可能となっています。

駐車場も再入場が可能となっていますが、こちらは、いっぱいで入れない可能性も高いですので、ご注意ください。

怪我人を出さないための安全対策としては、「うちわまき」への参加は原則として「20歳から60歳」までの年齢制限があります。

唐招提寺のうちわまきの抽選券って?

確実にうちわがゲットできる「整理券」以外に、1000枚の「抽選券」も別途配布されます。

抽選券は8時30分の開門から14時30分まで配布されており、「うちわまき」実施後に、当選した方のみがうちわを受け取ることが出来ます。

唐招提寺のうちわまきの日にはいろんなうちわが!!

お寺の中には、国宝や重要文化財が多くあり、漫画家や書道家、画家などが描いたうちわも多く飾られているので、お気に入りのうちわを探されるのも楽しいですね。

唐招提寺のうちわまきの舞楽もお見逃しなく

また、13時~の法要の最中に、前庭で舞楽奉納がおこなわれています。

間近で、見る、鮮やかな色彩の衣装と舞の動きの優美さは、なかなかですので、是非こちらもお見逃しなく。

抹茶呈茶席は、中興堂横、萩の席と僧坊にて午前10時から(ご案内五百名様とさせていただきます。)表

南都晃耀会・南都流舞楽伝承会の方たちによる、舞楽奉納の演目は「陪臚(ばいろ)」など。

唐招提寺へのアクセス

唐招提寺は電車でも車でもアクセスしやすいです。

唐招提寺への電車でのアクセス

近鉄西ノ京駅下車 徒歩8分

JR奈良駅からバス
JR奈良駅→六条山行バス唐招提寺下車、すぐ

唐招提寺への車でのアクセス

奈良市五条町13-46
第二阪奈有料道路・宝来ランプから約3km、もしくは、西名阪自動車道・郡山ICから約8km 17分程度。

唐招提寺 駐車場

120台(500円)

唐招提寺 拝観料

拝観時間 8:30~17:00(受付は16:30)
料金 大人:600円 中高生:400円 小学生:200円

⇒唐招提寺周辺のランチはこちらで