飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)は明日香村の飛鳥地区にあります。

毎年2月第1日曜日に行われる奇祭おんだ祭で有名です。

飛鳥坐神社の主神は、事代主神(ことしろぬしのかみ)別名 恵美須神(えびすのかみ)です。

飛鳥坐神社のおんだ祭は五穀豊穣・子孫繁栄を祈る御田植神事のことです。

が、ここのお祭りは、子孫繁栄をリアルに、表現していると話題で、多くの人が狭い境内に集まります。

その関係なのか、陰陽石がたくさんあり、お守りもなかなかユニークです^^;

飛鳥寺の近くにあり、石舞台古墳までも歩いても30分弱で行けます。

春にはしだれ桜が綺麗です。

天照大神を初めて宮中の外で祀った地「倭笠縫邑」であるとする伝承、

元伊勢としてもおなじみです。

ただ、「倭笠縫邑」の有力な説は大神神社摂社の檜原神社が有力なようです。
⇒檜原神社についてはこちら

また、飛鳥坐神社は、折口信夫(釈迢空)のおじいさんの出身の神社でもあります。

飛鳥坐神社 あすかにいますじんじゃのご利益

飛鳥坐神社のご利益は縁結びや子宝・安産が有名ですが、それだけでなく、

こちらの説明にあるように

ご祭神は事代主神・飛鳥神奈備三日女神・大物主神・高皇産霊神の四座です。

事代主神(ことしろぬしのかみ)には、

家内安全・商売繁盛・開運厄除・夫婦和合・身体健全・生育安全・念願成就

天地・宇宙に広がるご神徳(ごしんとく)・ご利益があるそうです。

境内はゆっくり参拝しても、所要時間は20~30分です。

社務所で絵馬を購入し、「結びの木」につるすと願いが叶うとされています。

力石

男性は左手で、女性は右手で持ち上げると幸福がつかめるとされています。

陰陽石

子授けの神として信仰されている「陰陽石」です。
1000年以上古来からご利益は折り紙付き

本殿や拝殿

平成13年(2001年)、高取藩8代藩主・植村家利が天明元年(1781年)に再建して、200年を経て社殿が老朽化してきたことから、吉野の丹生川上神社上社が大滝ダム建設に伴い移築するに際し、旧社殿を譲り受け再建したそうです。

♡(猪目)もしっかりあります^^

飛鳥坐神社のおんだまつり

2月の第1日曜日に行われるおんだまつり。

三河の「てんてこ祭」、尾張の「田県祭」、大和江包の「綱かけ祭」とともに、西日本における四大性神事とされているそうです。

踊り手は男性で男女の面をそれぞれかぶり、子作りの動作を面白おかしく踊ってみせ、祭事で使われた紙は、「ふくの紙」と言われて、 それを貰うと子供に恵まれると、みなさん欲しがります。

当日は狭い境内にたくさんの人が集まります。
お祭開始は2時からですが、
午前中から行って、昼頃には見やすい場所を確保しておいた方がよいかと思います。

真ん中の階段後方は、お祭が始まると人の頭で見えづらくなるので、階段左右の植え込みの場所のほうがよさそうです。

とりあえず、神社の境内がとても狭いのに、人が多く、続々と人が押し寄せて来るので、写真を撮ることもできません。

おんだ祭も、一度は見に行くといいと思いますが、私は、春・秋など気候のいいときにゆっくり参拝することをお勧めします。

飛鳥坐神社 へのアクセス

交通 ・近鉄 橿原神宮前駅から
奈良交通バス・亀バス
橿原神宮前駅からバスで17分(「飛鳥大仏前」下車)
飛鳥駅からバスで23分(「飛鳥大仏前」下車)
おんだ祭当日は橿原神宮前駅の東口から臨時バスも出ています。

飛鳥はレンタサイクルで回るのもいいですし、車もおすすめです。

無料駐車場

境内入り口に自家用車が約10台とめられる無料駐車場があります。

また、近くの万葉文化館の駐車場もおすすめです。無料ですし、周辺を散策するのもおすすめです。

石舞台古墳にも有料ですが、大きな駐車場もあります。

⇒万葉文化館についてはこちらをご覧ください

⇒石舞台古墳についてはこちら

飛鳥坐神社 あすかにいますじんじゃの基本データー

奈良県高市郡明日香村飛鳥708
電話番号 0774-54-2071
拝観料 無料
拝観時間 境内自由
拝観日 無休

飛鳥坐神社 あすかにいますじんじゃの周辺

飛鳥寺(安居院)

蘇我馬子の発願により創建された日本初の本格的寺院「飛鳥寺」。
「法興寺」「元興寺」とも称し、現・奈良市の「元興寺」の前身となる寺院です。
本尊の銅造釈迦如来坐像は重要文化財で、「飛鳥大仏」の通称で親しまれている。

万葉文化館

「令和(れいわ)」と発表されて、一躍話題スポット?の万葉文化館。

万葉文化館は明日香村にある新元号「令和」の出典となった万葉集を中心とした古代文化に関する総合文化拠点です。
無料展示ゾーンはかなりのクオリティで、広い庭園も無料です。

⇒万葉文化館についてはこちら

藤原鎌足の生誕地

「飛鳥坐神社」の西側、「万葉文化館」の北東の辺りで、現在は「小原」という地名ですが、昔は大原の里と呼ばれていたようです。大原の里は藤原鎌足の生誕地と伝わっており、鎌足の『産湯の井戸』、母親である『大伴夫人の墓』などが遺されています。

飛鳥寺の修徳坊

飛鳥坐神社の裏にある、飛鳥寺の宿坊です。10名以上のグループで宿泊できるようです。
修徳坊裏のエドヒガンがソメイヨシノに先駆けて咲きます。

飛鳥資料館

⇒飛鳥資料館には石造物&石造物のレプリカがあります

飛鳥坐神社のランチ

⇒飛鳥のランチこちらでもご紹介しています

飛鳥で人気のことだまさんも15分ほどで歩いて行けますが、

飛鳥坐神社から歩いて10分以内のおすすめランチをご紹介します。

⇒カフェことだまさんについてはこちら

※こちらにご紹介している営業時間・定休日等は変更となる場合があります

山帰来

“山帰来(さんきらい)” とは、山に自生する “サルトリイバラ” の別名だそうです。
飛鳥寺のすぐ前にある、明日香村の人気そば屋さん。

●おすすめランチ(ミニ昼膳) 1650円
えびおろし・ミニご飯・香の物・椀物・デザート付き
●ざる蕎麦(十割)       900円
●そばがき 小 100円

高市郡明日香村飛鳥66-1

11:30~14:30 売り切れ次第終了

日曜営業

定休日 月曜 火曜 水曜 定休日が祝祭日の場合木曜日が振り替え休日

NAZO (ナゾ)

インドネシア式定食等
8:00~の営業なので、モーニング利用もできます。

奈良県高市郡明日香村飛鳥695-1

営業時間:8:00~17:00(ディナータイムは予約制)
定休日:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日

萩王

明日香の有名店
○小懐石 ¥3,800
○懐石 ¥7,000
○黒毛和牛膳¥6,000
○お福弁当 ¥2,750
※20名様からお承りさせて頂きます。

Café HAGIOも
Cafe Time(連日OPEN) ~16:00(L.O 15:30)

セットメニュー
¥1,1oo~

厳選素材を使用したスイーツ+萩王オリジナルブレンドコーヒーやパリ直輸入の香りの紅茶等のこだわりのソフトドリンクとセット

※日曜日限定でカフェ営業もあります。
HAGIO(メイン皿・付け合わせ・副菜2点・スープ・ライス・小菓子)¥1,500

HAGIO・特製ブレンドカレー¥1,100
Lunch Time 11:30~14:30(L.O 14:00)

高市郡明日香村飛鳥180

営業時間11:30~14:30 17:00~20:30(予約制)

定休日 不定休

創作フレンチ 榛

有名ホテル出身のシェフが作る、和とフレンチを融合させた体に優しいお料理。
ランチコースは3,800円と5,800円、ディナーコースは6,800円~。

高市郡明日香村岡385-2

営業時間 11:00~15:00、17:00~21:00

定休日 月曜日・火曜日

懐石 神籬 ひもろぎ

飛鳥鍋や茶わん蒸し

かき氷などもおすすめ

高市郡明日香村飛鳥614

近鉄明日香駅から車10分
岡寺駅から2,472m

営業時間 11:00~18:00
定休日 毎週水曜日(第三火曜日)

飛鳥坐神社もそうですが、この辺りにはランチもスポットいろいろありますので、ゆっくり散策してみて下さい。