當麻寺の御朱印は、本堂でいただくものだけでなく、

それぞれ、塔頭でもオリジナルの御朱印が数種いただけます。

特別の期間だけの御朱印や書き置きタイプの御朱印もあるので、20種類近くの御朱印が頂けます。

特に、御朱印を集めている方の間で話題になっているのは、

宗胤院のご住職様が書いてくださる絵と書の御朱印で、こちらの希望を聞いてくださるそうです。

ご住職様はローマ法王とも謁見され、バチカンで個展を開かれたこともあるそうです。

また、別の塔頭 奥院では、當麻曼荼羅の図柄を御朱印帳にした素敵な御朱印帳もあります。

こちらでは、當麻寺の御朱印事情についてまとめています。

當麻寺の御朱印は宗胤院(そいにん) 御朱印帳なら奥院!?

當麻寺は奈良の二上山の麓に位置する、當麻曼荼羅を本尊とする
高野山真言宗と浄土宗が並立している少し不思議なお寺です。

曼荼羅堂、金堂、講堂等と13の塔頭があります。

御朱印は本堂と、13の塔頭のうち公開されている
真言宗;中之坊、西南院
浄土宗;護念院、奥院、千仏院、宗胤院

それぞれでいただけますし、また霊場札所としての御朱印もあるので種類が非常に多いです。

⇨當麻寺の拝観料についてはこちら

當麻寺の御朱印は宗胤院(そいにん)がすごい

當麻寺ではいろんな御朱印がいただけますが、特に注目は宗胤院(そいにん)の御朱印です。
⇨當麻寺の御朱印は絵もすごいんです
ご住職は非常に多才なことで有名な方で、ローマのバチカンで個展を開き法王に、謁見してお地蔵さんの絵を献上したこともあるそうです。

ご住職がおられたら御朱印がいただけるそうですが、は多忙な方なので、前もって連絡をしていかれるのが確実です。
襖絵も素敵です。絵も書も達人ってすごいですね。

ギターも弾かれるそうで、お寺で演奏会もされるそうです。

木曜日は御朱印対応はお休みだそうです。


書輪―未来へ広がる美しき書の世界

奈良の當麻寺の御朱印の「曼荼羅」と「曼陀羅」の謎って

奈良の當麻寺の本堂は真言宗と浄土宗、一年ごとに交替する兼帯で管理されているユニームなお寺です。

本堂でいただける御朱印も真言宗が担当の年は「蓮糸大曼茶羅」、浄土宗の時は「蓮糸大曼陀羅」と「ダ」の字が変わるそうです。

他にも「新西国三十三霊場第11番札所」の御朱印もいただけます。
管理している子院の御朱印も一緒にいただけることもあるようです。

當麻寺の御朱印は奥院では御朱印帳もお忘れなく

當麻寺の奥院は浄土宗の総本山である知恩院の奥之院として作られ、最初は「往生院」と呼ばれていたそうです。
今も浄土宗の大和本山として信仰されています。

奥院の人気のオリジナルの御朱印帳の表紙の図柄は寺宝の當麻曼荼羅。
西方浄土を表わした曼荼羅が見事に御朱印帳に!!

紺の地色に、一つは金、もう一つは銀
サイズは何れも18cm×12cm、お値段は1,500円で購入できます。

奥院では
円光大師二十五霊場第9番
西山国師十六霊場第14番
新西国霊場第11番
などの御朱印もいただけます。

當麻寺の御朱印をこの御朱印帳にまとめて頂きたい場合は、まず、一番奥の奥院へ行ってこの御朱印帳を購入してから拝観するといいですね。

車の場合は、奥院には無料の駐車場があるので、特にオススメです。

當麻寺の中之坊の御朱印は

當麻寺の中之坊中将姫が剃髪した地と言われ、姫を導いた十一面観音像があることから「導き観音」の御朱印がいただけます。

また大和十三仏霊場第6番、大和七福八宝巡り霊場布袋尊、そして役行者が開いたということで「役小角」の御朱印もあります。

中之坊では写仏または写経を体験される方に授与されるご朱印があります。(写仏または写経の受付の際、または終了後に納経所でお受けください)揮毫は、それぞれが描かれた写仏用紙のほとけさまのご尊名となります。
阿弥陀如来:「阿弥陀佛」
観音菩薩 :「観世音」
勢至菩薩 :「大勢至」
導き観音 :「導き観音」
弥勒仏  :「弥勒佛」
中将姫  :「中将法尼」
弘法大師 :「遍照金剛」

冥加料:500円

西南院

水琴窟も人気の庭園が素敵です。春だけでなく秋もオススメです。
観自在(観音様) の御朱印
関西花の寺霊場第21番の御朱印(書置き)
仏塔古寺霊場第8番
百済寺という大和北部八十八ヶ所霊場第85番の御朱印
もいただけます。

護念院

曼荼羅を織った中将姫の出家した時のお名前の
中将法如尼の御朱印が頂けます。
樹齢三百年以上とされるしだれ桜の時期がオススメ

千仏院

千体佛の御朱印がいただけます。

當麻寺の基礎データー

住所

〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263

連絡先

0745-48-2004 (當麻寺護念院)
0745-48-2201(當麻寺中之坊)
0745-48-2008 (當麻寺奥院)
0745-48-2202(當麻寺西南院)
代表の連絡先も管理する塔頭によって変わるようです。

0745-48-2649(當麻寺宗胤院)

當麻寺アクセス

電車/近鉄南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分
車/南阪奈道路「葛城」ICより約10分
西名阪道「香芝」ICより約20分
駐車場/約50台(500円 民営・市営駐車場)、奥院専用無料駐車場も有

拝観料

本堂・金堂・講堂:500円
中之坊:500円
西南院:300円
奥院:浄土庭園+宝物館 500円、浄土庭園のみ 300円
護念院:300円
宗胤院:無料

拝観時間

9:00~17:00

まとめ

當麻寺は浄土宗と真言宗が1年ごとに変わる不思議なお寺です。

當麻寺の伽藍三堂の管理を浄土宗の奥院・護念院、高野山真言宗の西南院・中の坊の4寺が1年ごとに受け持つそうです。

管理する宗派にによって、本堂の御朱印が「曼荼羅」と「曼陀羅」と変わるのも貴重ですね。

塔頭はそれぞれ、庭園も見ごたえありますので、一度に回るのではなく、何度かに分けて頂きたいですね。